赤ワインには味や香りをボディという言葉で区別する
赤ワインには、味わいとかで3つのタイプに分けることができるんですよ。
フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディの3つです!
「…ボディ??」ってなりますよね。あたしも最初はチンプンカンプン。
重みとか強さとか濃厚さとか、あとはインパクトとかかな、そういうのでこの3つに分けられてるんですよ。
ボディって体って意味があるじゃないですか。だから、体で例えてみたいと思いますっ!
フルボディ
フルボディは、ズバリ、マッチョ!ムキムキ!力強くて、1人いれば十分!みたいな。
味とか色とかが濃くて、渋さとか苦さとかも、ワインの中では強めなんです。
アルコール度数もちょっと高めで、結構長い間熟成してる赤ワインもフルボディのタイプになっちゃいますね。
ガツン!とくる味とかニオイとかが好きな人にオススメできるタイプです!
ミディアムボディ
これは細マッチョって感じかなー。そこそこの量飲むとしっかり満足感が感じられて、満たされる〜みたいな。
ほどよく濃厚で、ほどよく香りもあって、ちょうどイイ感じで主張してくれるのがミディアムボディさんです♪
赤ワインの良さである渋さとか苦さとかも感じられますよ。でもそこまでキツくはないから、お酒が飲める人だったらミディアムボディの赤ワインも飲めちゃうハズです☆
ライトボディ
ライトボディはガリガリっていうよりも、スッキリ体型って感じかな?
お付き合いしやすい感じ。主張もほどほどだし、苦いとか渋いとかもフルボディとかと比べる感じにくいしね。
アルコール度数も基本的には低め。ぜんぜん酔わないってワケじゃないですよ?
色も薄めで透明度がちょっと高いです。
物足りないっていう人もいるけど、赤ワインを飲んだことがない人とか、飲んだときに「にがっ!すっぱ!」とか感じたコトがある人は、ライトボディの赤ワインから試してみた方がいいですよ♪
初心者が飲みやすいオススメ赤ワイン5選!
あたしがオススメしちゃう、初心者のための赤ワイン!
どれ選んでイイかわからないなら、とりあえずココで紹介するの飲んでみてください♪
コレッツィオーネ チンクアンタ +2
コレ、イタリアのワイン。サン・マルツァーノっていうところが創業50年目の記念で作ったものなんです。なので、まあまあ貴重。
フルボディだから、色も味も結構濃いめ。ベリー系の味がしっかりとするから、お酒をじっくり味わいたい人向けかな☆
甘い香りもちゃんとあるから、濃厚なんだけど初心者でも飲みやすいハズですよ。
お値段は3,000円くらい。初心者の人には高いって感じるかもしれないけど、それだけの価値はありますよ。
ネグロアマーロとプリミティーヴォっていう2種類のぶどうで作られてる赤ワインですっ!
カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
この赤ワインを作ったのはファルネーゼっていうイタリアのワイナリーです。まだできてあんまり時間が経ってないっぽい。
これもフルボディタイプで、6ヶ月間熟成された、しっかり目の味と香りがする赤ワインですっ。
樽で熟成されてるワインって、味もニオイもタンクのものと違ってイイ感じで渋いんですよねー。こういう部分を初心者の人にも味わって欲しいなー♪
ぶどうはモンテプルチャーノのみ!だから味わいはめっちゃシンプル!複雑っていうよりも、スーッと入ってきやすいです。
お値段は2,000円ちょっとくらいかな。
サンタ・ヘレナ・アルパカ カベルネ・メルロー
チリのワインは飲みやすいから、初心者にもめっちゃオススメですっ!
しかもこの赤ワインはミディアムボディ!フルボディがちょっと苦手な人でも飲めます♪
カべルネ・ソーヴィニヨンとメルローっていうブドウを混ぜ合わせて作られてるんですけど、どっちも赤ワインを作るときに選ばれるぶどうの種類の中で定番だし王道だしめっちゃ有名だから、赤ワインをお勉強したい人にもピッタリ!
値段もめっちゃお手頃です。600円とか700円とかで買えちゃいますよ☆
シャトー・ラ・トゥール・サン・ボネ 2012
「初心者だけど本格派がスキッ!!」って人にオススメするなら、この赤ワインかなー。
日本でも大人気のフランスのボルドーで作られたワインがコレ!
フルボディなんだけど、タンニンの苦さとか酸っぱさとかは少なめだから、ワイン慣れしていない人でも飲みやすいハズ。
ぶどうもめっちゃ使ってます♪
メルローを45%、カベルネソービニヨンが45%、プティ・ヴェルドが5%、で、マルベックが5%。
たくさんの種類のぶどうを使ってるから味とか香りのバランスが良くて、いくら飲んでも飽きないのも魅力かな。
2,000円くらいするけど、味とか考えたらぜんぜん安いですよ♪
キャンティ
パスタとかピザとか生ハムとか好きな人は、キャンティを飲んで!
イタリアの赤ワインだから、こういう食べ物とかにめちゃくちゃ合うんです♪
キャンティっていくつか種類があって、それぞれで使われてるブドウの種類とか熟成期間が違います。
どの格付けでも使われてるブドウはサンジョヴェーゼですね。すごくキレイな色してますよ、このブドウ☆
基本フルボディ!でもミディアムボディ寄りだから、そこまでキツくありません。
安いのだと2,000円くらいで、高いのだと6,000円とかかな。
かなり本格的なワインだから、お酒が大好きなワイン初心者にピッタリって感じですねっ!
赤ワインのぶどうの品種を知っておこう!
赤ワインの味は、ぶどうの種類によっても違ってくるんですよ。っていうか、ぶどうの種類がかなり大切なんです!
赤ワインに使われる代表的な種類をドドンッと紹介しますねっ♪
カベルネ・ソーヴィニヨン
赤ワインといったらカベルネ・ソーヴィニヨン!っていうくらい有名な種類で、世界で1番栽培されてるって言われてます。
普通に食べると、あんまりおいしくないです。だって、中身がめっちゃ少ないんですよ。皮が超厚いのが特徴ですね。
この皮からワインの渋い感じとかコクとか、あとあの赤いキレイな色とかが出てくるってワケです。
主張は強め!ギュッとした濃厚な味で、でもぜんぜん下品じゃない。奥の方に、チョコっぽい風味も感じられますね。
メルロー
これもめちゃくちゃ有名な種類!
香りで例えられるのは、ベリーとかプルーンとか。そんなフルーツっぽいニオイがするのがメルローの特徴ですよ。
味は、まあまあ飲みやすい赤ワインができあがります!酸味とか苦味とかもあるにはあるけど、おとなしめだから、ワインをほとんど飲んだコトがない人のお口にも合うハズ。
もともとはフランスのボルドーのぶどうなんだけど、イタリアのワインにもすごく使われてて、世界中でも人気になってますよ♪
ピノ・ノワール
コレはまあまあ有名どころって感じですね。
めっちゃ飲みやすいです!コクはありすぎず、どっちかっていうとスッキリ系のさっぱり系ワインができるぶどうですよ。
渋みとかもかなり少ない赤ワインになるから、インパクトの弱いものから試していきたい初心者さん向けですね☆
お花っぽい香りもピノ・ノワールの特徴です。
赤ワインの原料としては人気が高いんだけど、作ってるところはあまり多くありません。栽培がすごく難しいらしくて、作りたくても環境とかが整わないと栽培できないらしいですよ。
シラー
最近になって人気急上昇中でいっぱい作られ始めてきたのが、このシラー!
ぶどうはちっちゃめで可愛い☆デラウェア感があるけど、皮は超厚めっていう、そのままじゃ食べられないぶどうさんです。
皮は厚いんだけど、渋みはそこそこって感じですね。ココは飲みやすいポイント!
コクはちゃんとありますよ。酸っぱめの赤ワインが好きなら、シラーのワインとは相性がいいんじゃないかな?
ニオイは黒こしょうっぽい感じもあるし、花っぽい感じもあるし、でもやっぱりスパイシー系です。
つまり、クセになっちゃうってコトですねっ♪
サンジョベーゼ
イタリアのぶどうでーす。
色、酸味、渋みが強い!ニオイはほのかな感じ。でも飲むとちゃんと鼻の奥を突いてきて、心地いいんですよね〜。
このぶどうを使って熟成させた赤ワインは、初心者でもぜんぜんいけますよ!酸味とかもおだやかになりますから♪
サンジョベーゼにもいろんな種類があって、熟成の期間とかによっても味が変化するから、かなり面白い種類のぶどうとして知られてるんです。
テンプラニーリョ
世界で4番目にたくさん栽培されてる種類のぶどう!まあ、ほとんどがスペインとポルトガルで作ってるんですけどね☆
旨味はちゃんとあるけど、渋い感じはほどほど。酸っぱさもほどほどで、個性はあるけど主張は控えめっていう雰囲気ですね。
好き嫌いが分かれるタイプでもありますよ。
ちょっと物足りないっていう人もいれば、わかりやすくてイイ!みたいなね♪