白ワインには甘口と辛口がある?
赤ワインは味とかによって、フルボディとかライトボディとかっていう分け方をするんだけど、白ワインはちょっと違って、辛口と甘口で分けるのがフツーですね。
甘口は、シンプルに甘い白ワインです。
ワインって発酵させて作るんですけど、めちゃくちゃ発酵させると甘みがちょっとずつ減っていくんですよね。その発酵を途中で終わらせて甘さが全部なくなる前に完成させたやつが甘口ワインって呼ばれてるんです。
フツーのブドウよりも糖度の高い甘〜いブドウで作った白ワインも、甘口とか極甘口とか呼ばれたりします。極甘口のワインは、もうお菓子並みに甘いですよ。
じゃあ辛口は?ってコトなんだけど、甘口以外の白ワインは、基本的に全部辛口です!そうなっちゃってます!
発酵をできるところまでやる!そうすると甘さがなくなるんですよね。これが辛口白ワイン。
辛口って、口に入れたらホントに辛いってワケじゃないですよ?「甘口じゃない」って覚えておくとイイかもですね☆
熟成させると甘さがアルコールに変わるから、辛口ワインは甘口のよりもアルコール度数が高いです。
辛口になると色もだんだん薄くなるし、甘さの代わりに酸っぱさが出てきて、スッキリ感が強くなります♪
白ワインと赤ワインってなんで色が違うの?
赤ワインに使われてるぶどうって、黒ぶどうっていう種類なんです。その中でもカベルネ・ソーヴィニヨンとかメルローとかピノ・ノワールっていう種類が、めちゃくちゃたくさんあって、国とか地域とかワイナリーによって違ってくるって感じですね。
白ワインに使われてるのは、白ぶどうっていう種類。ソーヴィニヨン・ブランとかシャルドネとかリースリングが有名です☆
まあ、白ぶどうの見た目はどっちかって言うと、緑色ですけどね。
ぶどうの黒とか白とかっていう言葉でわかると思うけど、そもそもぶどうの色が違うんです。正確には皮の色。
だから白ワインと赤ワインって、色が違うんですよ。
あとですね、作り方もちょっとだけ違うところがあります。
赤ワインは黒ぶどうの皮も一緒につぶして発酵させるんです!だから皮の紫っぽい色が出てきて赤くなっちゃうんですね。
白ブドウは最初に皮とか種とか捨てちゃって、中身から出たジュースだけで発酵させるから、キレイで透き通った色になるってワケ。
最初に皮を捨てちゃうか、それとも発酵までは皮も使うか、この違いで色とか味わいまで変わっちゃうって面白くないですか?
あとの作り方は一緒!だから赤ワインの渋い感じとか苦味とかって、ぶどうの皮の味なんだな〜って思ったら、なんかちょっと不思議な気分にもなってきますよね☆
初心者にオススメの白ワイン4本!
ぜんぜんワインを飲んだコトないなら、赤ワインよりも白ワインの方が飲みやすいカモですよ?
クセも赤ほど強くないし、すんなりと受け入れられるハズ!
ってコトで、初心者さんに最初に選んでほしい白ワインを4本紹介しますっ!
バラバラのタイプを紹介していくので、気になるものがあったら手に入れてみてくださいね♪
イエローテイル・モスカート
超超超初心者は、こういうタイプがいいですよ、きっと。
アルコール度数が、なんと7.5%!お酒好きの人にはちょっと物足りないかもだけど、白ワインの中でもめちゃくちゃ飲みやすいお酒なので、ジュース感覚で飲んでみちゃってください!もちろん甘口です。
原料のぶどうはモスカート種。コレ、マスカットのことです。だから味わいもマスカット系。ちょっと炭酸が入ってますから、爽やかに飲めるハズ。ちょっと冷やして飲むと最高ですっ!!夏なんて特に!
お値段は1,000円以下!しかもスクリューキャップなので、ワインを開ける道具とか持ってなくてもすぐに飲めちゃいますよ♪
ヴィーニャウィリアムフェーヴル ラ・ミシオンシャルドネ
ヴィーニャウィリアムフェーヴルチリが作ったラ・ミシオンシャルドネっていう白ワインでーす。
「初心者だけど本格的な白ワインが飲みたいのっ!」っていう人向けのお酒ですね。
シャルドネは白ワインを作るときの定番のぶどうだから、この1本を飲んでおけば、初心者としては上出来。
使われてるのはシャルドネだけで、ブレンドとかはされてません☆
辛口タイプで、すごく上品な飲み口ですよー。変な渋さとかなくて、酸っぱさと甘さのバランスもすごくイイから、単体でもオッケーだし、料理とかと合わせてもグッド!
1,000円ちょっとでこんなに本格的な白ワインが買えるんですから、ワイン好きにとっては、ホントにありがたや〜という感じです♪
五一わいん 氷果の雫 ナイアガラ
甘いお酒が大好きな人にお届けしたい!この白ワイン!
極甘口ですよ。デザートワインって呼ばれてるタイプで、まったりとした濃厚な甘さが楽しめる白ワインなんです♪
こういう甘口のワインから入ってワインにハマる人もいるから、「ワインは苦いし酸っぱいからキライ!」っていう人は、ワインから離れるんじゃなくて、まずは「五一わいん 氷果の雫 ナイアガラ」を飲んで慣れていってほしいですね。
アルコール度数は8%で、ぶどうは長野県産のナイアガラっていう種類です。日本産だから安心感もありますよー♪
お値段は2,000円くらい。量が375mlだから安くはないかもだけど、国産ってことを考えたらむしろ安いですよね。
お酒の苦手な甘党の人へのプレゼントにもオススメッ!ボトルもスタイリッシュで、パッと見ワインに見えないし、オシャレなグラスに入れたらインスタ映えもバッチリですよ♪
シャトー・レイノン
フランスのボルドーの白ワインです!
ボルドーって言ったら、ワインの一流産地ですからね。ワインに興味あるなら、絶対にココのは飲んでおかないとダメです。
一定の基準を満たしてるって認められた時に与えられる格付けでAOCっていうのがあるんですけど、このワインはAOCワインの認定を受けてます。
つまり、レベルの高いワインってコトですね☆
ぶどうは ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンド。混ぜてるけど2種類だから、複雑さよりもバランスの良さを追求した!って感じですね。
どちらの個性も感じられるし、研ぎ澄まされたスッキリ感も残ってるから、初心者の中でもお酒を知ってる人向けかなって個人的には考えてますよ。もちろん辛口です。
いろんなタイプを紹介したかったので、こういう超本格的な白ワインも入れておきましたっ♪
お値段も3,000円くらいと、初心者にはちょっとお高めかも。でも味は保証しますっ!
……やっぱり白ワインを飲んでみると赤ワインも飲んでみたくなりませんか?笑
そんなあなたのために飲みやすいオススメ赤ワインもまとめてあるんですよー!ぜひチェックしてみてくださいね?♪
あ、この記事を読んで白ワインを購入したくなった方はこちらの白ワイン通販ページからどうぞ!笑